関西大学は16日、2月に実施した2022年度の一般入試と共通テスト利用入試の合格者1万8260人に合格を通知した。志願者数は7万7656人で、実質競争率(倍率)は4.25倍。2021年度は4.28倍で、前年度とほぼ同じだった。補欠合格者は13学部合計で3554人。
人間健康学部と政策創造学部の一般入試で、高い競争率になった。2学部とも一般入試の志願者が大幅に増加したが、合格者数は前年より絞り込んだ。
人間健康学部の一般入試では、3079人が志願し357人が合格(実質競争率8.62倍=前年は4.37倍)。政策創造学部の一般入試は3410人が志願し、460人が合格(実質競争率7.41倍=前年5.17倍)と狭き門に。
外国語学部の共通テスト利用/併用の実質競争率は7.77倍、商学部の共通テスト利用/前期も7.32倍と激戦だった。
一方、法学部の共通テスト利用/前期は2.49倍、化学生命工学部の一般入試は2.58倍と広き門となった。2021年4月に関西大学へ入学した新入生は6660人だった。
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