関西大学と、関大生の保護者会・関西大学教育後援会は、学生を応援する企画として、関大生3000人に「食の支援」を行う。2年連続の取り組みで、2020年の500人から6倍に拡大。教育後援会役員からの寄付による缶詰、カップそば、鏡餅など総数約5万点が配られる。
2021年の今年は、コロナ禍で帰省ができないなどの事情を持つ関大生の年越し支援とともに「学生にSDGs(持続可能な開発目標)を考えるきっかけをつくる」というテーマを掲げた。
食品ロス問題の啓発として、関西大学と連携協定を結ぶ日本非常食推進機構(WeAct)が「安全な賞味期限切れの水」や賞味期限が迫った米、ビスケット、乾パンを用意。防寒シート、災害用トイレセットなどの防災グッズも準備される。
教育後援会役員コンビニ大手のローソン、UHA味覚糖の協力企業からはカップスープ、のどあめなどのお菓子が送られた。2020年は、限定500パックに関大生2000人の応募が殺到。あぶれる人が続出したが、今回は余裕をもった個数を準備。物資を包む袋には、靴袋として再生可能な巾着袋を使用している。
2020年は芝井敬司理事長(65)、前田裕学長(ゆたか、65)が千里山キャンパスの配布会場に登場。メッセージカードを添え、クリスマスプレゼント代わりに年越しパックを学生に手渡した。2021年も学長&理事長サンタの〝史上最大のクリスマスプレゼントショー〟が実現する。
応募期間は13日午後8時まで。千里山、高槻、高槻ミューズ、堺の各キャンパスと日時を選択できる。応募は応募フォームから→https://forms.office.com/r/45HBvfBnRB
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