大阪市の今宮戎(えびす)神社で、商売繁盛を願う2022年の十日戎(1月9~11日)に奉仕する福娘の発表会が27日、同市のホールであり、総勢44人が勢ぞろい。関西大学からは4人が福娘に選ばれた。「留学生福娘」の4人とともに、十日戎で参拝者に縁起物の福笹を授ける。
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関大生で福娘に選ばれたのは近藤千優さん(ちひろ、文3)は、島内晶さん(文4)、溝渕麻莉亜さん(商4)、三好凜さん(法2)。70代目の福娘募集には、2087人が応募。あでやかな着物姿で登場し、司会を務めた商学部OB・桂文枝さんの前で歌や特技を披露した。
近藤さんは、無人島に滞在経験をアピール。ステージ上で紙製のタイやフグを釣り「大漁!なんとめでタイ。ふく(福)で釣れました。私が釣ったふくに笑顔を添えて、ご奉仕いたします!」と笑顔を見せた。アナウンサーを目指す上で、いろんなことに挑戦してみたいと決意し福娘に応募。一投目でいきなり大役を釣り上げた。
4回生の島内さんは、1回生に続く2度目の挑戦であこがれの福娘の座をゲットした。キャビンアテンダント(CA)を目指すが、コロナ禍で航空業界は採用難。卒業後もCAを目指し勉強に励むという。「努力は必ず報われる。受験生のみなさん、必ず合格してください!」と、関大生と受験生に福をおすそ分けしていた。
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