「フィギュアスケート・西日本選手権」(6日、アクシオン福岡)
女子フリーが行われ、白岩優奈さん(文2)は106.55点、合計166.92点で2位。森下実咲さん(人間健康4)は95.13点、合計145.46点で12位に入った。日本スケート連盟は7日、西日本選手権の結果による全日本選手権(12月・さいたまスーパーアリーナ)の出場選手を発表。女子では関西大学から白岩さん、森下さんが年末の大舞台へ駒を進めた。
5日のSP後には「練習でできていたことをしっかり出せた」とほっとした笑顔を見せた白岩さんだったが、フリー終了後の会見では、緊張で前半にジャンプのミスが続いたと悔しさを見せた。
「全日本に絶対に行きたいというふうに思っていたので、無欲で頑張ろうと思っていたけど…。自分が気づかないところでやっぱり欲が出てたんじゃないかなぁと思います」と、本番での心境を冷静に振り返った。
今シーズンの意気込みは?との記者からの質問に「今は順位や点数を考えず、ただひたすら自分がしたい演技を目指す」と答えた白岩さん。2017年にシニア1年目として五輪シーズンの全日本選手権に出場した際には、周りの雰囲気に圧倒されて自分の演技ができなかったという。
シニア5年目となった今年は、さらに磨きをかけたスケーティングや表現力で〝自分らしい演技〟を魅せつつ、楽しみながら滑り切ることが目標だ。
今年の全日本選手権は来年2月の北京五輪にも繋がることから、例年よりもさらに熱い大舞台となる。そのリンク上で、白岩さんの弾けるようなあの笑顔がまた見られる。【村岡すみれ】
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