宮原知子さん 見せた「超知子」2年ぶり全日本表彰台…自分と向き合った1年

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女子フリーで演技する宮原知子さん=長野ビッグハット(写真:アフロ/JSF)

「フィギュアスケート・全日本選手権」(27日、長野ビッグハット)

女子フリーが行われ、SP6位だった宮原知子さん(さとこ、22=文4)は143.27点、合計209.75点で3位。今季初戦で、全日本選手権2年ぶり7度目の表彰台に上がった。全日本選手権終了後に、日本スケート連盟は3月にスウェーデンのストックホルムで行われる世界選手権の代表を発表。宮原さんが女子シングル代表の1人に選ばれた。

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めずらしく、左コブシを何度も振り上げて感情を爆発させた。2020年では今季、最初で最後の試合。オペラ「トスカ」の壮大な世界を、情感たっぷりに氷上で表現した。「いつもは本番になって萎縮してしまって…っていう自分がいるんですけど、のびのび滑れるように緊張をコントロールできるようになってきたのかな」と手応えも口にした。

関大生ラストイヤーとなる今季の目標「超知子」を見せた。SPでは6位発進だったが「気持ちの面では去年のSPよりも思いっきり滑ることができた。すごく前向きに捉えられる」と、本番で緊張してしまったり、不安になる苦手意識を徐々に克服しつつある。拠点にするカナダで迎えたコロナ禍。氷上での練習は制限されたが、昨年までの自分を超えて見せた。

自身の2020年を表す漢字を聞かれ、観察の「観」という字を挙げた。「自粛期間から…今もそうですけど、ずーっと自分と向き合って、今まで以上に何か自分と会話してきた1年だった」と吐露する。ジャンプの回転不足も課題になったが、徹底したイメージトレーニングで精神面を鍛えた。「本当にいろんな感情を抱いて、あらためてスケートの良さを知ることができました」と笑う。

世界選手権の代表に選ばれ、2021年は北京五輪に向けた大事な年になる。「これまでと変わりなく、プログラムひとつを作品として仕上げるってことを重点的に練習していきたい」。フリーのプログラムは、来季も継続する意向。全日本選手権のリンクを魅了した宮原知子の世界が、さらに進化する。

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