福徳秀介さんの小説デビュー作「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」

関西大学出身のお笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介さん(36=06年文卒)の小説デビュー作で、千里山キャンパスを舞台にした「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(小学館、1500円+税)が、11月11日に刊行されることが26日までに決まった。

【写真】千里山キャンパスをサプライズ訪問した福徳さん…関大生におなじみあの教室!

福徳さんの小説デビュー作は、母校を舞台にした学生の恋愛がからんだ青春ドラマ。関西大学の芝井敬司学長(64)が新入生に向けた「新入生に贈る100冊+1」の〝プラスワン〟として、推薦図書にも選ばれた。

4月1日に千里山キャンパスを訪れ、芝井学長に5月11日の刊行予定を報告したが、コロナ禍で発売が延期になっていた。関大生時代、相方の後藤淳平さん(36=06年経済卒)しか友達がいなかったと述懐した福徳さんは「1人で過ごしている、友達に恵まれていない関大生が読んでくれたらうれしい」と呼びかけた。

写真家・梅佳代さん(39)が撮影した福徳さんが以前飼っていた愛犬が表紙になった。9月に同い年一般女性との結婚を発表。26日に行われたコント芸日本一決定戦「キングオブコント2020」で優勝するなど、勢いに乗る福徳さんが文壇デビューする。

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