コスパ最強すぎる関大の100円朝食

関西大学生活協同組合の100円朝食が7月1日、今年1月以来約半年ぶりに復活した。同生協が2015年から関大生向けに行っている朝食サービスで、約400円分のメニューが関大生の保護者会・関西大学教育後援会の資金補助を受け100円で提供。今年度も春学期から千里山キャンパス凜風館2階の生協食堂「ディノア」で実施予定だったが、コロナ禍によるオンライン授業で学生がキャンパスに登校せず、実施が見送られていた。

【写真】まさかの学内出会い系サイト!?関大が「触れずにフレンズ」開設

対面型授業の一部再開や、体育会の練習が始まったことから、千里山キャンパスには学生が徐々に戻りつつある。関大生協は、9月21日の秋学期開始日に予定していた100円朝食の再開日を前倒し。土日と祝日を除く7月の平日午前9時~10時に限定100食で実施することを決め、初日は50人が利用した。

再開初日はサバみそ、チキンカツ、ローストチキン、納豆、中華スープにごはんが100円ワンコインというコスパ最強すぎるメニュー。利用して6年目だという松平太郎さん(25=理工院2)は「めちゃくちゃ助かるんです。今年度はコロナで食べられなかったのでうれしい」と声を弾ませた。

コロナ禍の前は、1日平均約180人の関大生が100円朝食を利用していた。通常1000席の凜風館2階食堂は、3密を避けるため300席に減らして6月1日に営業を再開したばかり。同生協飲食事業部の尾形恒さん(56)は「学生がかわいそうなんで、なんとかごはんだけでも助けられないかなぁと思った」と再開前倒しの理由を明かし、キャンパスでまだ見ぬ新入生の利用を心待ちにしていた。

【関連記事】

関大100円朝食のメニューが豪華に!関西大学が資金援助開始

関大生有志が学費減免求める署名活動「施設利用できないのに」

関西大学が学費減額の可能性否定「検討していない」

関大オンライン授業障害で「関大LMS」怒りのトレンド入り

関大LMS春学期初日の混乱は「システム障害ではない」大学が回答

返事を書く