「フィギュアスケート・全日本選手権」(20日・大阪府門真市東和薬品ラクタブドーム)
21日の女子SP、22日の男子SPを前に公式練習が行われ、大会5連覇がかかる宮原知子さん(20=文2)、5年ぶりの全日本舞台に挑む関西大学KFSCの高橋大輔さん(32=08年文卒)、紀平梨花さん(16)ら出場選手がリンクで調整した。宮原知子さんの一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-練習を終えて
「ジャンプはいい感じ。きょうは跳べていたので、あす(21日)は試合なので、あとは気持ちを持っていくだけかなと思います」
-全日本選手権は違うものはありますか
「シーズンを通してこなしていく大会のひとつなので、全日本選手権は特別な大会ではあるけれど、自分のやることをやるというのは(他の大会と)変わりがないので、気負うことなく、自分のできることをしっかりやりたい」
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-グランプリファイナルではくやしい結果に終わったが、一番強化してきたのは
「期間も短かったので、プログラムを通す練習を重点的にして、ジャンプの確認だったり…そういうことをしてきました」
-ジャンプの回転不足とかを取られたりしたが、そのあたりの修正は?
「シーズンが始まる前から、少しずつ変えてきたジャンプだったので、良かったり悪かったりの日もありますけど、いい時には本当にいい手応えをもってジャンプ跳べているので、それを毎回の試合で意識しています」
-全日本にかける意気込みを教えてください
「いつもと変わりなく自分のできることをしっかりやるということが最大の目標なので、それを意識して、自分らしい自分の演技をしたいと思う」
-これまでの全日本と変わった印象はありますか?
「特にこれまでと変わることはないんですけど、ジャンプを変えてきたりとかしてきたので、新しい自分を見せたいという気持ちはあります」
-ジャンプの精度は上がってきている感じですか
「精度は上がってきていると思うので、あとは確実性とかを良くしていく」
– パーセンテージ的に言うといかがですか?
「いまの自分の状態の、一番いいジャンプだと80%~90%くらいは。いまは調子が悪くないのでできるんですけど、理想からするともっといいジャンプが跳べたらいいなと思います」
-GPファイナルでダメだった原因を自分なりに整理できている?
「先生たちとも話をしたり、レッスンをしっかりしてもらって、1週間しかなかったんですけど、体も体調を崩すことなく、練習しっかりできたので、修正は今のところはできているかなぁと思っています」
-原因は何だと思いますか?
「やっぱり一番の原因は気持ち。練習でしっかり変わらずできたので、最後の修正をやれるのはあした(21日)しかないです」
-気持ちとは具体的に?
「調子が悪かったり不安な気持ちが出てくると、どうしても試合まで引きずってしまうのが悪いところなので。とにかく、縮こまらず、自分らしく滑るというのを意識して今回全日本は」
-いつも通りとおっしゃってますけど、5連覇がかかる全日本はプレッシャーに感じるのか?どんな気持ちですか
「5連覇するということは考えていない。むしろ自分のやるべきことをやっていれば、自分の順位がついてくる。いまは順位は考えていないです。きょうの練習がしっかりそのまま本番でできれば、すごくいいと思う。自分やることをやるしかないという、それ一本で」
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