新しい衣装でSPの演技に臨んだ高橋大輔さん=名古屋市日本ガイシアリーナ(撮影・梅本歩佳)

「フィギュアスケート・西日本選手権、男子SP」(3日、名古屋市日本ガイシアリーナ)

関西大学KFSCから出場した高橋大輔さん(32=08年文卒)は83.56点、フリーとの合計244.67点で、現役復帰後初の優勝を決めた。近畿選手権のSP77. 28点、合計195.82点より大幅に点数を上乗せ。目標に掲げていた12月の全日本選手権(大阪・東和薬品ラクタブドーム)への出場もつかんだ。ショートプログラム後に行った会見での一問一答を掲載する。【梅本歩佳】

       

-終えられていかがでしょうか

「そうですね、コンビネーションで一本目のジャンプ上がりすぎて、コンビネーションがちょっとうまくつけられなくて残念だったと思うんですけど、それ以外の部分では、きょう緊張感すごく高かったんですけど、その中でもきっちりできたかなという印象がぼく自身の中ではあって。まあ、走り出し、スタート?よかったかなと思っています」

-近畿選手権では緊張感しかなかったと話していました

「それが、意外に、近畿の時は会場が小さかったんですけど、今回は大きくて、いつもの試合というか試合感満載の会場だったので、そういったところで意外に、尼崎の時より緊張しました」

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-どういったところを意識して練習したか

「近畿の前はいろいろあって思う通りにいい練習ができなかったんですけど、終わった後は少しちょっと休んで、靴の変更だったりとか細かい感覚をすり合わせつつ、ジャンプの調子を合わせていって…4回転の練習ができなかったんですけど、プログラムの精度を高めていくというところを集中して、練習しました」

ーショートを終えて納得感というところでは

「いや、納得はしてないですかね。やっぱり調子も良かったので、コンビネーションもああいう感じのミスは悔しいですし、思いっきりこけていれば、あきらめはついたんですけど。自分の緊張感と体の動きってところがすごく合っていた感じ。感覚としては、自分が感じているものと同じ動き方をしているなってところで、いい状態になっていると思う。そういったところでは、満足しているかな」

-フリーではどういった演技をしていきたいか

「そうですね…近畿ブロックはテクニカル39点だったので、ほとんどミスしてしまったというところもあるので、ミスのないようにしたいですし、特に後半のジャンプでミスの出ないようにきっちり決めていきたいなというのと、プログラムの最後までバテないように思い切り滑ることが大事かなと思います」

-自分の力が上がってきてるなという感覚はありますか

「そうですね。近畿の時から比べると、滑りの力も出てきましたし、ジャンプの質っていうのもよくなっている…まあ、高さ幅であったりとか、着氷の時の流れとかも良くなってきていると自分自身の中では。スピンの回転もちょっと速くなっているというのもありますし、そういったところでステップアップはしているとは思っています。後はここで、決めて、全日本の切符を勝ち取って、全日本までは時間があるので、もうちょっとレベルアップできるのかなと。ここをうまくやり過ごせば、次に向けては見えてくるかなと」

-1番滑走の感想を改めて

「1番滑走!意外に…大丈夫かなと思ったんですけど(抽選を)引いた時は。きょう、6分間練習始まって、心臓のバクバクっていうんですかね、緊張感がまったくおさまらずに、このまま1番迎えるのかとより一層緊張して、自分が思っている以上にこの1番っていうのは、緊張感高かったです。なのでもう二度としたくありません」

-お客さんの声援を受けてどう感じましたか

「そうですね、近畿の時は応援してくださったんですけど、演技で返すことができなかったので、きょうも100%返せたかというと、そうではないと思うんですけど、そういった応援をいただいてて、それを返せるようにきょうも一生懸命頑張ろうという気持ちに切り替えられて、すごく力をもらえたので、すごくうれしかったです」

-自分が目指している高橋大輔像に比べて、近畿は何点いま何点くらいか

「目指して…!?まあスタートの時点で、どこまでいけるかというところが分からないというところがあったのでアレですけど…。まあなんとなく…自分が目指すところで近畿は20点行かない…20点くらいで、きょうの演技でまあ40点くらいかなと。100点になることはないと思います」

-近畿から1カ月体力をつけるためどういうことをしてきて、過去の経験は役立ちましたか

「いや、過去の経験はまったく役立たないですね。過去の体と今の体がまったく違うので、いま自分自身で新しいことをしていかなければならないので。近畿から時間がなかったのでそんな大きな変更はできなかったんですけど、靴も替えて調子もすごく上がってきたので、近畿の時より、より滑り込みっていうのができているので、そういったところは体力面につながっている」

-靴を替えたのは近畿の後ですか?

「近畿の後です。サイズ感がでかくてちっちゃいのに替えて、ちょっとマイナーチェンジ?モデルチェンジして、それがチェンジしたのが合わなくて、時間がなかったのでそれを使ってたんですけど…。近畿が終わった後に試してみていいものが見つかったので」

-いま1位で、友野選手より上にいる

「彼4回転跳びましたよ(笑)。全く上って思ってないです(笑)。あしたが勝負だなと思っていて、4回転やっていないのでなんとも言えないですけど…。まあ一番は一番で、いまのところ一番だったらそれはそれでうれしいです。少しでも点が稼げれば。はい」

-全日本では4回転を入れたい?

「入れたいなという気持ちはやっぱりありますね。1本でも…2本はもう無理だと思うので、1本もし挑戦できたらなという気持ちはありますけど、まあいろんな…やらなくていいんじゃないって意見もありますし、いろいろ踏まえて、考えていきたいなと思いますけど、気持ちとしては調子も上がってきたので、挑戦してみたいなっていう意見もあります」

得点の発表を待つ高橋大輔さん(左)と長光歌子コーチ=名古屋市日本ガイシアリーナ

 

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