春学期スタートの4月5日から、100円朝食には長蛇の列ができた

関西大学の100円朝食が、今年度から関西大学の資金援助を受けメニューが豪華になった。関西大学生協が千里山キャンパス凜風館2階の食堂で、2015年から関大生に100円で朝ごはんを提供。これまで大学の支援が得られず、1食あたり300円かかる経費の赤字分を同生協が負担する形で行ってきた。

スタート当初は関大生の認知度も低かったが、最近では限定150人をゆうに超える関大生が殺到。利用者が増えれば増えるほど、関大生協の赤字がかさむという悩ましい状況が続いていた。

関大生の父母で組織する関西大学教育後援会が、4月から1食にかかる差額の赤字分を負担。月曜日から金曜日までの週5日間になり、1食あたりの経費も400円に。メニューもパワーアップし、毎食フライが1品追加。生協の非組合員は110円だったが、関西大学の学生証を見せれば誰でも100円で利用できる。

朝からしっかり食べて、勉強する環境をつくってあげたい。関西大学生協飲食事業部の尾形恒さん(54)は、粘り強く大学側と交渉を続けてきた。「大学が予算を組んでくれたことは、とてもありがたい。生協の財政を圧迫してきたので…」と積年の思いがかなった。生協学生企画室の前川和弘さん(20=経済3)は「僕たちも望んでいたこと。ますます力を入れていきたい」と語気を強めた。

春学期スタートとなった4月5日は、午前8時15分〜9時の100円朝食タイムに160人の学生が利用した。生協学生企画室の那須幸実さん(19=法2)は「400円分の朝食が100円で食べられる。いいことづくめなので、バンバン使って欲しい」と新入生にも積極的な利用を呼びかける。比屋根慶子さん(20=法2)も「いろんな種類があって満足している。100円朝食を通じて、生協に対する関大生の要望も拾えれば」と、新たな展開に期待を寄せていた。

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100円朝食を利用する関大生

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