関西大学の2017年度卒業式が20日、関西大学千里山キャンパスで行われ、13学部6356人が卒業した。
2014年以来、4年ぶりの雨の式に。文学部など5学部の学生が出席した午後の部は、阪急千里線・京都線が人身事故で不通となった影響で、午後2時の開始予定が15分遅れて始まるハプニングがあった。
芝井敬司学長(62)は送辞で「あなたの人生のある時点の瞬間が、何かの終わりであるのと同時に何かの始まりでもある。自分にとって何が終わったのかよく考えてみることは、これから何が始まるのかを考えていく上で欠かすことのできない作業」と言葉をかけた。
正門では「関西大学」と刻まれた門標をバックに記念写真を撮ろうとする学生が列をつくり、正午ごろには約500人が並んだ。1時間待ちの大行列に「ユニバ(USJ)か!」との声も飛んでいた。
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