関西大学千里山キャンパス正門前のカフェ・ムーランが、来年1月20日の営業をもって閉店することが20日、分かった。同店が公式ツイッターなどで告知した。

ムーランは2009年9月にオープン。オムライスや神戸ライスふわふわ玉子のせが評判で、社会学部の学生からは第2の学食として“社ムーラン”という呼び名もあるほどだ。

店主・村上ちぐささん(51)は健康上の理由で、シャッターを閉める。「本当に感謝だけですね。しんどい時も、学生さんから元気をもらっていた」との言葉に、7年4カ月を凝縮させた。

村上さんと学生の絶妙な距離感も、人気のひとつだった。残り2カ月。シェイクなど過去の限定メニューを復活させ、学生とともに“卒業”へ向かう。【写真・閉店が決まった関大前のムーラン。左は店主の村上ちぐささん(撮影・岡田拓也)】

返事を書く