関西大学人間健康学部の学生と交流した藤原紀香さん(後列中央)

女優の藤原紀香さん(54)が28日、関西大学千里山キャンパスに来学。人間健康学部の学生と交流したほか、600人を前にした講演会に登壇した。

夫で歌舞伎俳優の片岡愛之助さん(54)とともに、4月から関西大学の客員教授に。就任前に早くも関大生の心をつかみ“世界一受けたい授業”の予感を見せた。

関大生ら600人を前に講演した藤原紀香さん=関西大学千里山キャンパス

インドネシアで児童支援のボランティア活動を行った人間健康学部の学生の報告会に参加。教室に入ると、学生全員と両手で握手。記念撮影では女子学生と肩を組むなど、積極的なスキンシップで触れ合った。

国際ボランティア活動にも取り組む紀香さんは、関大生のプレゼンテーションを熱心に聞き入り、時折「うんうん」と相づちを打つ。「みなさんのお話を聞いていたら、私が初めてボランティアとしてカンボジアを訪れた時の驚き。そして胸を締めつけられるような思い。さんざん泣いた後に、子どもたちとのコミュニケーションによって得られた気づき、学び。悲しみの後に『自分だったら何ができるか?』ということをちゃんと気づけている」と評価した。

紀香さんは「ボランティアとかチャリティ活動で一番大切な本質は、物資やお金だけを届けるんじゃない。支援というのは一方通行じゃなくって、相手を知って、声を聞いて、コミュニケーションして、同じ目線で向き合う。それでお互い理解して『あっ、そうか』と気づくこと。全部、みなさんがお話していただいた中に集約されていた」とべたぼめした。

「私が大学生のころには気づけていなかったことを、みなさんはもう、気づいている。気づきだけで終わらせるんじゃなくて、気づきを学びとして、今度はアクションにつなげている。すごく楽しみ。そういったまっすぐなまなざしを大切にしてほしいし、キラキラした輝いた背中を後輩たちは見ている。ひとりひとりの光っていうのは、次に何かしようとする人たちの後押しの光になる」とエールを送った。

講演会では、学生からの「ボランティア活動などでがんばれる原動力」を問われ「99%自己満足でも構わないの。1%の人の役に立っていればという信念。これが原動力」と返答した。

紀香さんは「よく女優とかやっていると『人気取りのためにボランティアやっている』とか言うでしょ?23年間、たくさん言われてきた。気にしないけど、ガンガン心臓に刺さる。そんなことを笑い飛ばせるのは、現場を見てきたから。ちょっとでも子どもたちの笑顔を想像できる自分になればいい。『偽善者』って呼ばれようがいいの。1%でも人の役に立ってれば。すべてが原動力になる」と金言を送った。

教室で紀香さんと触れ合った藤尾明來さん(人間健康学部2)は「めっちゃきれいで緊張したが、私たちの話にうなづいてくれて、緊張せずに話すことができた。意見交換させていただいたことは財産になるし、自分たちの活動につなげたい」と背中を押されていた。【佐野日向子】

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