関西大学の卒業生有志が「大阪安青錦後援会」立ち上げ 10月24日に発足祝賀会 安青錦は千里山キャンパス正門前のからあげ丼で白飯嫌い克服!?

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関西大学相撲部から化粧まわしを贈られた安青錦関=2024年11月5日、関西大学千里山キャンパス

大相撲の新小結で、ウクライナ出身の安青錦関(21、安治川部屋)を応援する大阪安青錦後援会が、関西大学の校友(卒業生)有志によって立ち上がった。10月24日に、大阪市内のホテルで発足祝賀会が開かれる。

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発起人には関西大学OBで、ふかうら食品代表取締役の中尾優司さん、関西大学校友会会長で弁護士の田中義信さんが名を連ねた。関大相撲部のOBOG会も全面協力。関西大学校友以外でも、後援会に参加できる。

安青錦関は関西大学と縁が深い。大相撲の関取を目指していた安青錦関は、ロシアのウクライナ侵攻で母親が住むドイツに身を寄せていた。2019年に大阪で行われた相撲の世界ジュニア選手権で知り合いSNSで交友があった当時関大相撲部主将の山中新大(あらた)さんに訪日を打診。神戸市内にある山中さんの自宅に避難しながら、千里山キャンパスにある相撲部の道場でけいこを重ね、安治川部屋に入門した。

関西大学相撲部の道場に自身の名前が残る

同キャンパスの生協食堂や、関大前の飲食店をよく利用していたと振り返る安青錦関。現在は関大職員で、相撲部コーチを務める山中さんは「関大前にあったラーメンの豚人(ぶたんちゅ)にもよく行っていた。白飯が苦手だったが、正門前のからあげ丼を食べてごはん嫌いを克服した」と、意外なエピソードを明かす。

24年11月5日に、関大相撲部から約200 万円をかけた化粧まわしを贈られた際、安青錦関は「自分が日本に来た時は、右も左もわからなくて、関西大学でだいぶお世話になった。関西大学の人たちにも感謝の気持ちでいっぱい。(相撲部の土俵は)日本のふるさとみたいな感じ。一番お世話になった場所、1年に1回は必ず来る」と“関大愛”をにじませた。

後援会では「大阪とも縁の深い安青錦関を、私たちも当地から応援したく、安治川部屋様のご承諾を賜り、有志により大阪安青錦後援会を発足する運びとなりました。今後のさらなるご活躍を願い、皆さまとともに応援の輪を広げてまいりたい」と、多くの人の参加を呼びかけている。

発足祝賀会には安青錦関、安治川親方(元関脇·安美錦)も来場予定。九州場所が大関獲りの場所になる可能性があるだけに「将来的に横綱や大関へと昇進されれば、さらに多忙となり、このような会に気軽に参加いただくことも難しくなるかと存じます。当日は、写真撮影も可能でございますので、ぜひこの貴重な機会をお楽しみいただければ幸いです」とした。後援会の規約や会費等については現在検討中。発足祝賀会は、後援会に入会していない人でも参加可能だという。

・開催日時 10月24日(金)18時(受付:17時~)
・場所   大阪リーガロイヤルホテル イーストウイング3階「ロイヤルホール」
・参加費  15,000円

詳細、申込→https://forms.gle/iBp7cQKAjvDT2HPg7

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