関西大学博物館に展示されている村山実さんゆかりの品々を紹介する高岡淳さん

関西大学体育会野球部出身で、プロ野球・阪神で投手、監督を務めた“ミスタータイガース”故・村山実さん(1959年商卒、98年没)ゆかりの品々が、千里山キャンパスの関西大学博物館で一般公開されている。

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村山さんの遺族が24年7月、関大野球部や阪神時代のユニホームや帽子、写真パネルなど25点を寄贈していた。

野球部の創部110周年を記念した「関西大学野球部1915→2025」と題した夏季特別展で、博物館所蔵の資料や写真約100点とともに飾られている。村山さんの遺品は、10月4日まで行われる特別展で前後半に分けて展示される予定だ。

中日・金丸夢斗投手のユニホームが展示されている
オリックス・野口智哉内野手のユニホームも展示されている

野球部元監督(99~2005年)で、専務理事の高岡淳さん(60=88年法卒)は「寄贈された品を見たいという要望がかなりあった。野球部の歴史と、プロ野球選手を組み合わせたらいろんな層の方々が来てくれるんじゃないかと思い、こういう形となった」と説明。野球部出身で、現役プロ野球選手として活躍する広島の森翔平投手(27=20年商卒)、ロッテの高野脩汰投手(26=21年商卒)、オリックスの野口智哉内野手(25=22年人間健康卒)、中日の金丸夢斗投手(22=25年文卒)のユニホームなどもガラス越しに見ることができる。

村山さんとの思い出として「厳しかった。我々にも厳しかったですよ…」と、野球部の高知県安芸市キャンプを訪れていたと振り返る高岡さん。82年(昭和57)の関西学生野球秋季リーグ。関大が勝ち点0で、最下位に終わった時の後日談を明かす。

「村山さんが怒って、当時グレーのユニホームやったんですけど『お前らにこんなグレーのユニホームを着る資格は無い』って言って、白いユニホーム。『KWANSAI(注・当時の表記)』って書いた白いユニホームを30着。寄贈というか、強制的に。『お前らこんな、グレー着さされへん。白でやれ』って。だから私ら1年の時、白着てたんですよ」と苦笑する。

関西大学博物館で一般展示されている村山実さんゆかりの品々

高岡さんは「語り継いでいかないといけない使命感がある。村山さんは、関大の歴史上大きかった人。忘れ去られていくレジェンドを、やっぱり覚えておいていただきたい。大学としても」と強調した。【佐野日向子】

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