2025年5月21日に行われた「復活の熊2」

関西大学の学生に人気を博しながらも、24年7月に諸事情で閉店した油そば・つけ麺専門店「麺屋熊」の復活を目指し、関大前の店舗を一日限定で間借り営業する「復活の熊」が7月30日、関大前のラーメン店「麺商ゴリマツ」を借りて行われる。

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24年12月、25年5月に続く3度目の営業で、毎回100食以上が売れる。「熊さん」と親しまれる麺屋熊オーナーの男性(40、以下熊さん)は「いつになるかわからないですけど、必ず関大前で店を出しますので、そのために『復活の熊』を今後もやっていくので、僕自身の成長とか、そういうのも見てもらえれば」と、関大前での麺屋熊再出店を予告。リベンジの時へ向け、不定期での間借り営業を続けることを誓った。

復活の熊3
関大前にあった「麺屋熊」

麺屋熊は、現在「生わんたんらぁめん専門店 赤黄緑」がある場所に23年3月にオープン。「背脂醤油」「燻製醤油」などの油そば、「鰹鶏白湯」「にんにくブラック」のつけ麺で関大生に人気があったが、24年7月いっぱいで閉店した。「ラーメン屋を始める前に、別の事業をしていて負債を抱えてしまいまして、店を閉めざるを得なかった」と振り返る。

九州大から京大大学院に進み、ラーメン店で修業しながらその後、関大前で独立したという経歴を持つ熊さん。麺屋熊が閉店した後の現在は、愛知県豊田市でラーメンチェーン店の店長を務める。

くしくも、閉店からちょうど1年後の「復活の熊」。「閉店1周年記念です(笑)。1回目、2回目は麺やカエシをブラッシュアップしたつもりだが、今までの方がいいっていうファンの方もいて、あんまり変えると逆にお客さんに悪いかなっていうのもあるので、今回は閉店1周年というのもあって、元々のままで行こうと思っている」と、関大生に親しまれた味を当時のメニューで再現する。午前11時半から約100食が売り切れるまで営業予定。新作も用意しているという。

「復活の熊2」で店の前にできた行列

関大生との再会を待ち望む熊さんは「僕も本当にもう1回、リベンジしたいという思いがある。もう一回食べたいという声も後押しになっている。まずは麺屋熊本店として関大前でまず出して、他にも多店舗展開はできたらしていきたいと思っているので、そのために今、限定で『復活の熊』っていう形で、少しずつ認知度を上げていきたい。今は夢物語だけど、そういうモチベーションで今、頑張っています」と熱い思いを語った。

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