2025年の関西大学統一学園祭が、11月1日（土）から4日（火）までの4日間の日程で行われる。主催する関西大学統一学園祭実行委員会が17日、発表した。会場は千里山キャンパスで、授業日の1 日は休講に。2日は日曜日、3日は文化の日、4日は大学創立記念日でもともと休業が予定されていて、14学部で「4連休」となる。
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1978年（昭和53）にスタートした関西大学統一学園祭は、今年で48回目。2024年11月1日から4日間で開催された昨年の統一学園祭は、のべ200団体の模擬店が出店。ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの片寄涼太さんやタレント重盛さと美さんのトークショーや、5人組バンド・wacciの学園祭ライブも行われ、史上 3番目に多い10万1920人（主催者発表）が来場した。
この日までに、2025年4月に開学したビジネスデータサイエンス学部の祭典実行委員会「ビジ祭」が誕生。工学系3学部の理工系学部祭実行委員会を含む全学部の祭実が発足した。
関西大学統一学園祭実行委員会常任委員会委員長の山田拓登さん（文3）は「お客さん、来場者、毎年楽しみにしてくださっている。喜んでいただけると思いますし、実行委員会も情報解禁をすることで、モチベーションというか…やる気が出てくる」と、約750 人いる学園祭実行委員が日程発表で“スタートライン”に立てたとした。
2025年の統一学園祭のテーマは「祭前線（さいぜんせん）」。山田さんは「関西大学の学生が日々、行っているサークル活動とか部活動とか、努力と情熱を発表できる最前線の場にしたい。学生さんたちが最善を尽くせるような環境づくりを僕らがしていく。そういう思い で、祭前線というタイトルにしました」と思いを込めた。
来場者の目標は15万人。史上最多の来場者数は、コロナ禍前の2019年に記録した12万人だ。「関西を引っ張っていく存在になりたいという意味も込めて15万人にしています。 15万人という数字は簡単じゃないんですけど、15万人っていう数字を達成すると、学生が持っている力を発揮している何よりの証拠」とハードルを掲げた。
関大生参加のKUロックフィーバー、Kandai Dance Festival、KANDAI DJ STATIONの“3大企画”にプラスして目玉企画を用意しているという。
学園祭ライブのアーティストについては、7月末の発表を予定。トークショーのゲストについては、8月の中旬までに情報解禁する予定で「期待しておいてください」と含みを持たせた。
山田さんは「日々学生生活を送っているみなさんに、非日常的な空間を提供できるように学園祭実行委員会一同、全力で全身全霊で頑張っていきますので、企画多数ありますけど…みなさん期待してください」と3万人の関大生に呼びかける。開幕まで残り107 日。秋空の下の祭典に向け、盛夏から本格準備が始まった。
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