関西大学千里山キャンパスを舞台にした映画「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」 (大九明子監督、4月25日公開)で主演を務める俳優の萩原利久さん(26)が30日、同キャンパスで行われた「新入生歓迎の集い」にサプライズで登場。約900人の新関大生を驚かせ、会場には黄色い声援が飛んだ。
【写真】過去にもサプライズ!関大出身のお笑い芸人が新入生歓迎の集いに登場
社会学部を2012 年に卒業したタレントで、FM大阪の人気ラジオ番組「赤 maru」(月〜木、後2・0)のDJを務める赤松悠実さん(35)が「先ほどから匂わせておりました『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の主演、萩原利久さんです!」と呼ぶと、萩原さんが登場。会場は「キャ〜ッ」「うそ〜っ」「りく〜」と悲鳴のような歓声が飛び、ステージの最前列まで新入生がなだれ込んだ。
萩原さんは映画で主人公の冴えない関大生・小西徹役を演じる。役どころは地方から関大に進学し、下宿している設定だ。新入生歓迎のつどいに出席した立場が一緒で「小西徹 文学部 神奈川県」と書かれた新入生歓迎の集い用の名札をつけると、文学部の新入生が沸いた。
1 年前の4月に、同キャンパスや周辺でロケが行われた。「かなりの頻度で通っていた。ちょっと懐かしい。こんな多くの人に囲まれることはなかったので…。大学生活を送ったことがなかったので、みんなキラキラしていて、うらやましかったです。戻りたい。学食食べたりとか。関大生はめっちゃ元気。まぶしくて」と思い出を語った。
「大事なことを言うのを忘れていました。みなさん入学おめでとうございます!」と集まった新入生の入学を祝うと、会場の雰囲気は最高潮に。「素敵な学生生活を送ってください。 映画も見てくれたらうれしいです」とメッセージを送り、20分間の〝サプライズ〟はあっという間に終わった。
新入生歓迎の集いは、2018年にスタート。ひとり暮らしを始める関大生に友だちづくりの機会を提供する狙いがある。立食パーティー形式で行われた入学式2日前のフライング入学式は、今年も〝大・インスタ交換会〟になった。
政策創造学部に入学する広島県出身の増山釉菜(ゆな)さん(18)は「ドラマで見たことがある俳優さんだったんで、すごいイケメンで顔小っちゃくて、楽しかったです」と、サプライズに笑顔。同学部に入る三重県出身の木滑若奈さん(18)は「友だちいっぱいできて、 面白い子と出会えたので、大学生活楽しみです!」と、目前に控えた新しい大学生活に胸を膨らませていた。【佐野日向子】
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