関西大学のお笑いサークル「関大ストラット」出身のお笑いコンビ・天下茶屋(てんがちゃや)が22日、大阪市の劇場「楽屋A」で単独ライブを行った。
413組が出場した2023年の大学生M-1グランプリで準優勝し、全国に名をとどろかせた天下茶屋。〝アマチュアとして最初で最後の単独ライブ〟と銘打たれた公演は、100席が完売する熱気となった。
ゲストにナユタ、ストロングブルジュニア、鯖のTシャツ、門(グラマラスグランマたかしピン)といった東京の大学生お笑い勢が脇を固めた90分のライブ。天下茶屋は6本のネタを披露した。
2024年3月に社会学部を卒業した小松立希(りつき)さんは「本当に最高です。理想のライブでした。本当に頑張ってきてよかった。こんな景色が待っているとは…」と、2022年7月7日の結成からの日々を振り返り感無量。「プロ行きます!まだちゃんとは言ってないけど、2人でプロ行きたいです」と、観客を前にプロの漫才師を目指すことを宣言。会場は大きな拍手に包まれた。
3月に関大を卒業する野村敬介さん(社4)の卒業を1年待っていた。2人はプロを目指し、養成所に入る。野村さんは「こんなに大勢の前で6本やることもなかったし、2本連続も初めてなくらい。正直2本目の始めくらいでエンジン切れていたんですけど、温かくて、初めての感じだったんで…新鮮で楽しかったです」と振り返った。
「初めて舞台上でNSCに一緒に行こうっていいましたね。公にちゃんと2人で言ったのは初めて」と、ステージ上で退路を断った天下茶屋の2人。ファンの期待と声援に送り出され、次のステージへと踏み出した。【佐野日向子】
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