関西大学たかつきアイスアリーナで行われた「高槻市民ウインタースポーツデイ」のフィギュアスケートエキシビションに出場した選手

関西大学高槻キャンパスのアイススケートリンク・関西大学たかつきアイスアリーナで16日、高槻市民を対象にした「高槻市民ウインタースポーツデイ」が行われ、関西大学体育会アイススケート部のフィギュアスケート選手や、アイスホッケー部が演技や試合を披露した。

【写真】2021年近畿選手権 白岩優奈さん気迫の演技

高槻市と関大の共催で、2007年(平成19)に始まった2月の恒例行事。限定400人の定員以上に応募が殺到する人気イベントで、地元で行われるトップ選手の演技に観客が熱い視線を送った。

フィギュアのエキシビションでは、織田信成さん(37=2015年文院修了)の甥(おい)で関大進学が決まっている高校3年の織田信義さんや、片伊勢武(たける)アミンさん(法3)、滝野莉子さん(人間健康4)、白岩優奈さん(文4)らが出演した。

白岩優奈さん

2024-2025シーズンを最後に、現役引退を表明した白岩さんは、大トリで登場。今季のSP曲「タイタニックより-Lose&My Heart will Go on」を披露した。23日に京都市で行われる引退セレモニーで氷上生活に別れを告げるが、この日が観客を前にした関大リンクでのラスト演技となった。

「スケート界を離れるということは、このスケートリンクともいったん、お別れするかなと思っています。ウインタースポーツデイもきょうで最後。普段練習している姿や、練習してきた成果をお見せできる場があるのが、自分にとってもすごく励みになる」と〝拠点〟にしていたリンクへの惜別の思いを口にした。

2006年の関大リンク開設直後から、練習してきた。「小学校1年生の時からリンクで練習してきた。今は外が2面の人工芝になっているが、私が小学生の時は、まだ半分砂利…砂場だった。リンクの設備とかもどんどん新しくなっていく様子を見ながら、一緒に成長してきた」と、スケートリンクの発展を自身の成長になぞらえた。

競技引退後は、一般企業に就職する。1年間の休学期間に〝天職〟を見つけたという。「スケートの次に好きなものの業界とご縁があったので、そこで働いて、社会貢献していきたいと思っている」と、次の舞台を明かした。

ファンへの感謝も忘れない。「いつでも、どんな時も変わらず応援してくださって、ありがとうございました。皆さまの温かい声援があって、私の頑張るエネルギーになって、どのような困難にも立ち上がってこられた。皆さまのおかげで、私の負けん気の強さが表れたスケート人生だったかなと思います。本当にありがとうございました」。

6歳から始まった17年間のスケート生活を振り返った白岩さんは「困難」「負けん気の強さ」「頑張るエネルギー」の3つの言葉に、万感の思いを込めた。

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