関西大学のミスキャンパスコンテスト「ミスター&ミスキャンパス関大2024」のファイナルイベントが23日、大阪市のHEP HALLで行われ、第13 代ミスター関大に高木愛斗さん(政策創造3)、第15代ミス関大に鍵田佳奈さん(経済4)が選ばれた。
【写真】関大が誇る美男美女コンビがミスキャンパス全国大会出場!柴田龍之介さん、南野里奈さん
男女5人ずつ10人のファイナリストの中から、8万2782票のWEB投票と観客200人の投票、YouTubeライブ視聴者からの投票でグランプリが決まった。
高木さんは、2023年度のミスター関大グランプリで、2024年3月に行われたミスターキャンパスの全国大会「ミスターオブミスター」で優勝した柴田龍之介さん(政策創造3)と出会い、ミスターキャンパス関大出場を志した。
幼少期に吃音(きつおん)症に悩んだ高木さんは「龍之介が関大ミスターコンに出て、必死に努力し、人前でキラキラしていく姿を近くで見て、自分も人前に立ちたい、誰かを動かす人になりたいという…自分の中で怖くて自分の心の中に閉じ込めていた気持ちが少しずつ湧き上がってきた」と振り返った。
「あの苦しかった吃音症も今では気にしなくなり、こうしてたくさんの人の前で話すことができてます」としながらも、高木さんは「殻を破り、病を克服することがゴールではない。僕の目標はグランプリ。そして、その先のミスターオブミスター、関西大学政策創造学部2年連続のグランプリです」と訴えた。
高木さんは「友だちであり、あこがれである柴田龍之介くんからたすきを受け継いだというのは本当に自分にとって大きなこと。すごくうれしかった」と笑顔を見せた。柴田さんと同じ、2025年3月のミスターオブミスター制覇を狙う。
鍵田さんは、2022年のミス関大に応募しながら、書類選考で落とされた経験を明かした。2023年ミス関大の南野里奈さん(総合情報4)から着けられたティアラをキラキラ輝かせ「2年後にグランプリを獲れてるよって、伝えてあげたい」と目を潤ませた。
留学体験をSNSで発信するインフルエンサーとしても活躍。鍵田さんのSNSを見て、留学を決断したというフォロワーから「私の未来を変えてくれてありがとう」というメッセージをもらったことがミスコン再挑戦のきっかけだったという。「私でも、誰かの未来を変えることができるんだ。このことが、もう一度夢を叶えようという原動力になった」と思い起こした。
ミスキャンパスの全国大会「ミスオブミス」への出場権を手に入れた鍵田さんは「SNS上で影響を与えられるような存在になりたい。これからも自分のことを発信して、誰かに勇気を与えられるような存在になれればと思っている」と、ミス関大の称号を胸にインフルエンサーとしてのさらなる成長を誓った。【佐野日向子】
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