村山実さんの遺族から関西大学に寄贈されたユニホーム、盾、パネルなど

プロ野球阪神でエースとして通算222勝を挙げ、投手兼監督を務めるなどしてミスタータイガースと呼ばれた故村山実さん(59年商卒)の遺族が7月、関西大学千里山キャンパスを訪れ、ユニホームなどゆかりの品を寄贈した。

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村山さんは商学部出身で、野球部時代は阪急やオリックス、日本ハムなどの監督を務めた故上田利治さんとバッテリーを組んでいた。2回生だった1956年(昭和31)、全日本大学野球選手権で優勝するなど活躍した。

光る「11」番! 村山実さん現役時代のユニホーム

遺族は贈呈にあたり7月25日、関大の芝井敬司理事長(68)と会談。大学によると「故人の野球界での活躍の原点となり、縁の深い母校にゆかりの品を収蔵してもらえれば、と思いました」と語った。

寄贈された〝お宝〟は、関大野球部のユニホームやジャンパー、全日本大学選手権で優勝した際の記念写真のパネルなど約25点。阪神のユニホームや帽子、1965年(昭和40)の沢村賞受賞記念、1970年(昭和45)の防御率セ・リーグ新記録賞の盾など、ファン垂涎のものばかりだ。

全日本大学野球選手権大会優勝記念のパネル
阪神時代のパネル
「村山昌史」時代の表彰状も

珍しいものでは、村山さんが度重なる故障で「村山昌史」と改名していた頃の表彰状もある。

寄贈品は、千里山キャンパスにある関西大学博物館に収蔵予定。関大とプロ野球をテーマにした企画展などで、一般公開される予定だ。

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