リクルートが運営するリクルート進学総研はこのほど、25年3月卒業予定の高3生19万9990人を対象にし、1万3317人分を集計した「進学ブランド力調査2024」の調査結果を発表した。
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2府4県(大阪、京都、奈良、和歌山、兵庫、滋賀)の関西エリアに通う高3生を対象にした調査で、関西大学は「志願したい大学」(14.4%)「知名度」(98%)で1位だった。「志願したい大学」での2位は大阪公立大、3位は近畿大。
男女別の志願度では、男子は15.5%で2位(1位は近畿大の15.7%)、女子は13.2%で1位(2位は大阪公立大の12.9%)だった。女子は3位の近畿大(9.6%)、4位の関西学院大(9.1%)と他の私立大を大きく引き離し、女子の〝関大志向〟がうかがえる。
知名度は関西エリアで1位、中四国エリアで9位、九州・沖縄で15位で、他地域(関東甲信越、東海北陸、北海道、東北)ではランク外だった。
リクルート進学総研の小林浩所長は「都市部に位置する入学定員3000人以上を擁する文理幅広い学部学科を持つ大規模総合大学が、幅広い高校生からの志願を集めていることが分かります。ランキング上位の顔ぶれを見ると、高校生の価値観や学びたいことが多様化している中で、そのニーズに応えられるかが重要なポイントになりそうです」と分析した。
また、今回の調査がコロナが5類感染症へ移行した後初めての調査だったとして「授業や課外活動を含めキャンパスに通う頻度が増えてきた中で実施しました。進学先を考える高校生にとっては、交通アクセスが良いこと、そして学びだけでなく、充実したキャンパスライフを送れるかどうかも大きな判断基準になっているようです」との見方を示した。
2008年に始まった進学ブランド力調査で、関大は2023年度版の調査まで「志願したい大学」で16年連続1位に。パンフレットなどで大々的にうたっていた。
リクルート進学総研では2024年度から調査方法をインターネット調査に変更し、選択肢も一部変更したとして、時系列での結果の公表をとりやめたため〝V17〟はならなかった。(調査結果などは「進学ブランド力調査2024」リクルート進学総研調べ)
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