関西大学が、3月末に取得した吹田市山田南にある武田薬品工業研修所の土地と建物について、グラウンドと学生寮として使用を計画していることが分かった。武田薬品は、9月末に同施設を同大学に明け渡すとしている。
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関大の前田裕学長（ゆたか、67）は「次年度の2024年4月から、グラウンドと寮として使っていく。（今年）9月に引き渡されるので、そのタイミングで整備をしていかないといけない。10月から寮とグラウンドについて、改修をする」などと話した。
武田薬品の研修所は、阪急千里山駅や南千里駅からバスで25～30分の位置にある広大な土地。面積は約7万5千平方メートル、延床面積は約2万7千平方メートルで、高槻ミューズキャンパスや堺キャンパスを超える。
前田学長は「土地の活用については今後も検討していく」とし、寮やグラウンド以外の利用についても含みをもたせたが、まずは新しい学生寮と体育会クラブなどの新しい練習拠点として使われることになりそうだ。
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