関大前のTHプラザビル1階にオープンした「麺屋こころ 関大前店」=2023年3月12日

関大前のTHプラザビル1階に、台湾まぜそばのチェーン店「麺屋こころ関大前店」が12日、オープンした。韓国料理店「スンドゥブ ヤン」の跡地で、初日と13日は通常880円の台湾まぜそばが500円に。冬季休業中の日曜日ながら、関大生らが列をつくった。

【動画】2018年の関大前ラーメン事情を記録した貴重映像 16軒が乱立していた

麺屋こころは、東京・大岡山に本店がある名古屋発祥の汁なし麺・台湾まぜそばをメインにした店で、大阪府内ではでは近大前の長瀬店に次ぐ出店となる。以前関大前にあった「麺や心」というラーメン店とは無関係。

コロナ禍で一時は閉店が相次いだ関大前のラーメン専門店は、13店が乱立。京都、大阪王将を入れると15店になった。「麺屋こころ」は「麺商ゴリマツ」の隣にオープン。同じTHプラザビル1階には、関大生に一番人気のラーメン店「武双家」があり、激戦区ぶりがうかがえる。2018年に記録した16店(王将含む)が史上最多だった。

関大なのになぜ東大!?と話題を呼んだ「ラーメン東大」の開店時。この時点で2桁の10店に=2012年3月12日

関西大学は4月から、キャンパス内などでの関大生の行動制限を撤廃。一般教養科目などのオンライン授業をほぼなくし、対面授業が原則となる。学生のランチ需要が戻って来るとの期待があり、開店ラッシュとなっている。関係者は「コロナ禍以降店の閉店が相次ぎ、空いているテナントを埋めようとこれまで下がらなかった関大前の賃料が下がっているのもある」と話した。

関大前のラーメン店=来来亭、麺屋熊、麺商ゴリマツ、麺屋こころ、家系らーめん武双家、熱く勢ろ!、笑顔ノキラメキ、横浜家系ラーメン憲兵家、麺屋蝉、つけ麺雀(休業中)、油そばきりん寺、拉麺ノススメ諭吉、麺屋君ヶ水、京都王将、大阪王将

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