関大生から〝100年に1人の福娘〟爆誕!?2348人の中から選ばれた福娘3人の応募動機は

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令和3年度の福娘に選ばれた(左から)山本里菜さん、フェドロブ・ディアナさん、上野詩織さん

商売繁盛の神様「えべっさん」で知られる大阪市の今宮戎(えびす)神社で、1月9日から商売繁盛を願う新春行事「十日戎(えびす)」が始まった。

毎年、11日までの3日間で約100万人が参拝する。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、神社では十日戎期間中の参拝を避け31日までの分散参拝や、縁起物の福笹をネット注文での受付を呼びかけた。

【写真】ベリーダンスに励む関大生が福娘に!発表会で魅せた驚きの衣装

十日戎で参拝客に福笹を授ける令和3年度の福娘45人(留学生5人含む)の発表会が昨年11月28日、大阪市内で開かれた。69代目の福娘募集には、2348人が応募。選考会を経て、おそろいの着物、マスクで舞台に登場した。

関大生からは3人が選ばれた。上野詩織さん(21=商3)は、おばも福娘。「詩織ちゃんがんばれ」と、昔から上野家総出で応募の圧をかけられていたという。昨年の十日戎では、選考から漏れながらも福娘に笹を渡すえびす娘として奉仕。2度目の挑戦で福娘の座をゲットした。

山本里菜さん(21=社会安全3)は、地元のスーパーでレジ打ちのアルバイトをしている時に、何人もの客から「あなた、マスクしていても笑顔素敵やね」と声をかけられたという。母親にその話をしたところ「一度福娘に挑戦してみたら」とアドバイスされ、見事に射止めた。

自作のチャンピオンベルトを手に〝逸材ポーズ〟を決めるフェドロブ・ディアナさん

父がスロバキア人というフェドロブ·ディアナさん(21=社会3)は、母に勧められて応募。自己PRでは、自作のチャンピオンベルトを手に舞台へ登場した。新日本プロレスの棚橋弘至選手の大ファンで、テレビカメラの前で〝100年に1人の福娘〟として逸材ポーズ。発表会の司会を務めた桂文枝さんと、プロレス談義に花を咲かせた。

塾の講師を務めるフェドロブさんは、福娘合格の翌日に、高3の教え子が第一志望の大学に合格。早くもパワーを発揮した。関大生にも福が来るよう祈った3人。あこがれの奉仕役に就ける喜びをフェドロブさんは「えべっさん、愛してま~す!」と、棚橋選手ばりに表現していた。

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