新元号発表後、凜風館に学生有志が造ったフォトスポット

関西大学千里山キャンパスで入学式が行われた4月1日、新しい元号「令和」が発表された。首相官邸で記者会見した菅義偉官房長官が午前11時41分すぎ、新元号を掲げると、凜風館内にいた関大生から歓声やどよめきが起こった。学内には学生有志によるフォトスポットも造られ、歴史的な一日を彩った。

千里山キャンパスの中央体育館で、午後2時から始まった入学式午後の部。芝井敬司学長(63)が新入生に「本日、新しい令和という元号が発表され、1カ月後には新しい時代が歩み始めます。平成最後の入学式に臨まれた新入生の皆さんもまた、希望あふれる大学生活に第一歩を踏み出されました」と言葉を送った。

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千里山キャンパスの凜風館内に4人グループでいた佐藤那津美さん(20=商3)は「かわいらしい元号だなと思った。もうちょっとシブい感じかなと思ったけど…キュート」と感想。「和」の文字が入ると予想していた花田歌音さん(かのん、20=総合情報3)は「平和の和の字が入ると思っていた。当たってうれしい」と話した。

今田泰希さん(こんだ・たいき、20=商3)は「なんで令なんやろ…。〝れい⁉︎〟と思った。和は昭和の和?時代をつなぎたいのかと思った」と推察する。4人は関西大学統一学園祭の実行委員で、山本隼輔さん(20=文3)は「令和最初の統一学園祭や学園祭ライブを盛り上げたい!」と意気込んだ。

凜風館内には、学生有志が製作したフォトスポットも登場。「令和」の文字が入った額縁が置かれ、新入生らがおもしろがってスマホなどで記念写真を撮っていた。

新元号発表後、菅官房長官が持っていたものと同色の額縁を100均で購入したという関西大学木工ボンド部の松月悠人さん(20=文3)は「新元号を新入生に知らせようと思い、ずっと待機していた。令和はセンスがあってカッコいい」と話す。

平成から令和に変わる5月1日は祝日のため授業なし。4月27日土曜日とこどもの日の振替休日・5月6日は通常授業で、関大生にとってのゴールデンウイークは8連休となる。

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