「踏み切ってジャンプぅ〜!」山本直也さんが語る関大生時代

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山本直也さん

各分野で活躍している関大卒有名人たちのメッセージを再録する「関大生スーパースター列伝」。第2回は、中央競馬の公式実況を担当するフリーアナウンサーの山本直也さん(55)です。文学部卒業後の88年(昭和63)、短波放送局のラジオたんぱ(日本短波放送=現在のラジオNIKKEI)に入社。現在はフリーアナウンサーとして、JRAのオフィシャル実況として使われる同局の「中央競馬実況中継」を担当しています。障害レースの実況やゲームの実況音声、CMなどで活躍する山本さん。どんな困難も「踏み切って、ジャンプ〜!」!?【2007年12月・ブースポ第9号から再録】

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2004年12月26日。中央競馬最大のレース・有馬記念を控えた中山競馬場のラジオたんぱ放送席で〝異変〟が起きた。有馬記念の実況を担当するはずだったアナウンサーがレース直前、急病になってしまったのだ。

急遽、代役を務めたのが山本さん。「ダービーと有馬記念を実況するのは局のエースなんです。かなり緊張しましたよ。有馬記念を実況するのは初めてだったんですよ」。

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関大生時代、海賊放送研究会(FMヤマテ)というミニFM局を運営するサークルに入っていた。先輩が次々とアナウンサーになるのを見て「オレにもできるんじゃないか」と思い、アナウンサーを志した。ちなみに、先輩とは大阪で活躍する鳥居睦子さん(静岡放送→フリー)、中井雅之さん(ラジオ大阪→フリー)達だ。

4回生の時は、アナウンサー試験に全部落ちた。就職留年して臨んだ5回生の秋、ラジオたんぱのアナウンサー試験に受かる。足かけ2年、約20社落ちた末での合格通知だった。

ラジオたんぱの競馬中継は、JRAのターフビジョンや場内、場外のウインズやグリーンチャンネルで流されるオフィシャル実況として使用される。「競馬というのはお金がかかったスポーツで、間違った実況をすると、場内騒然となるぞ、と最初に叩き込まれましたね」。

競馬の知識が全くないまま、競馬中継を担当することになった。「最初は競馬場に行くのが嫌で嫌でしょうがなかった。先輩からボロクソに怒られるし」。なんと、初レース実況まで3年かかったという。

アナウンサー生活16年目で迎えた大舞台。「ゼンノロブロイ、ゴールイン!秋のG1三連覇、見事やってのけました!」。600億円が舞った2分30秒のドラマを、迫力の実況で演出した。

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