関西大学東京センターで開催された新入生歓迎の集いに参加した芝井敬司学長(左から3人目)=撮影・村岡すみれ

JR東京駅隣接のサピアタワー内にある関西大学東京センターで24日、東京や北海道、東北などから関西大学に入学する新入生や保護者を対象にした「新入生歓迎の集い」が開かれ、約60人が集まった。遠くは北海道旭川市からの参加者もいた。

昨年から千里山キャンパスで始まった「新入生歓迎の集い」を、入学式前に東京でも開催。大阪での新生活を前に、新入生の不安を取り除こうと同センターなどが企画した。

【写真】2018年の新入生歓迎の集い 乾杯の音頭を取ったのは関大生一の有名人

関西大学の芝井敬司学長(63)らも参加した懇親会では、新入生に大阪名物のたこ焼きを楽しんでもらおうと、たこ焼きチェーン・道頓堀くくるが具材を提供。社員が焼き方をレクチャーしたほか、学長も竹串を手にたこ焼きを振る舞った(すごい大学や…)。

関大出身のシンガー・ソングライターの花房真優さん(23=18年経済卒)が、ギターを手にスペシャルゲストとして登場。昨年4月に千里山キャンパスで行われた新入生歓迎の集いでもステージに立った花房さんは「新入生のみなさんが緊張していたのが分かった。大丈夫だよ、大阪怖くないよっていう思いを込めました」と、はなむけの熱唱でエールを送った。

最初は緊張していた参加者も、徐々に打ち解けた。同センターの職員が、新入生同士のLINE交換や「きょう集まった人たちでLINEグループをつくりましょう」などと呼びかけ、入学前の仲間づくりをセッティングした。

宮城県から外国語学部に進学するケートプラカン彩愛さん(さいあ、18)は「いろんな語学が学べそうなので関大を選んだ。韓国に留学したいし、ダンスサークルに入りたい」と、大学生活に胸をふくらませる。経済学部に進学する堀田昇吾さん(18)も「夜ふかしができるし…ひとり暮らしは楽しみのほうが大きい」と不安はなさそうだった。

東京センターの小林亮介さん(34)は「関大の色っていうものを形作って伝えていく必要があるし、入学前に知ってもらういい機会になったと思う。みんないい関大生になりそう」と、関大生のノリを新入生に注入する。

芝井学長は「新入生と1対1で接することができるし、何かを伝えられる。学生との壁はすぐに消せるものではないが、できるだけフラットにしていきたい」と、新入生とのレアな交流を楽しんでいた。千里山キャンパスでは大学主催の新入生の集いが、4月3日に開催される。【村岡すみれ】

関西大学東京センターでの新入生歓迎の集いに参加した新入生

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