実は地下鉄だった…⁉︎広島新交通「アストラムライン」

関西大学は2月28日、同月1日に実施した2月入試の文、経済、社会、政策創造4学部の「地理」で出題ミスがあったと発表した。

【写真】2019年度入試、開始5分前…問題が配られ、受験生の緊張も高まる

同日の入試で、地理を選択したのは167人。4択から誤りを一つ選ばせる問題で「北海道、東北、中四国、九州の各地方の地方中枢都市にはすべて地下鉄路線がみられる」が答えだった。2月16日に合格発表を行ったが、2月末に「広島には地下鉄がある」という指摘が大学に寄せられた。

広島市には「アストラムライン」と呼ばれる地上を走る路線があり、その一部区間約330メートルが鉄道事業法という法律で地下鉄としてみなされていた。正解がないこの問題を採点せず、地理を98点満点として採点し、合否判定をやり直した。

関西大学によると合否に影響はなかったが、補欠合格になった1人の受験生には個別に連絡したという。公式ウェブサイトなどで「今回の過誤により、当日受験された方々ならびに関係各位に多大なご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、今回の事態を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります」としている。

【関連記事】

関大が受験会場一部変更…人気アイドルの物販とかぶった

昨年の関大入試は志願者数大幅増…政策創造、経済学部が急上昇

関西大学の入試風景が激変!

2018年度の関大入試、合格者絞り込みで超難化!

近畿の中高生に聞いた「彼氏が通っていたら嬉しい大学」関大4位に

返事を書く