恵方の東北東を向いて巻き寿司をほおばる出場者の皆さん。関西大学の陣内鈴夏さん(左から2人目)は驚きの早さを見せる=大阪市のとんぼりリバーウォーク(撮影・白井康平)

2月3日の節分を前に、5大学の女子学生ら3人1組6チームが巻き寿司を食べる早さを競う「巻き寿司丸かぶりコンテスト」が27日、大阪市中央区のとんぼりリバーウォークで開かれ、関西大学から出場したチームが準優勝。賞金1万5千円をゲットした。

大阪海苔協同組合が主催する「海苔チャリティーセール」の一環。長さ18センチ、太さ4.5センチの巻き寿司を3人がリレー形式で1人1本ずつ食べ、合計タイムを争う。20年以上の歴史がある人気イベントで、女子が太巻きをほおばるガチンコ対決に多くの人の視線が注がれた。

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寒風が吹く道頓堀川沿いにステージ設けられ、5大学(関大、関西学院大、大阪大、武庫川女子大、京都女子大)の学生と戎橋筋、心斎橋筋、宗右衛門町各商店街のミス商店街チームの18人が参加。今年の恵方・東北東を向いて大きな口を開けていた。

関西大学からは、文学部の19歳1回生トリオが出場。1番手の東中(ひがしなか)美穂さんが最下位の滑り出しになったが、2番手の陣内鈴夏さんが4人を抜く怒涛の早さでアンカーの園田七彩(ななさ)さんにつないだ。10分13秒でゴールした阪大にはわずか15秒差及ばなかったが、すぐ近くを走り抜けた大阪国際女子マラソンに負けない熱い戦いに拍手が送られた。

秋学期試験の最中にもかかわらず、作戦会議を開いてリレーの順番にこだわったことが奏功した。陣内さんは「飲み込む力に自信があった。絶対に私がチームを引っ張ると決めていた」と胸を張る。1人5千円ずつの賞金を手にした3人は「服とか買い物をしたいです」と、そのままアメ村へと消えていった。

ノリがいい関大生たちが花を添えた海苔チャリティーセールの売り上げで、大阪海苔協同組合は車いすを購入。今年は社会福祉団体に10台寄贈予定で、1977年(昭和52)からの過去42回で計220台を贈っているという。

賞金を手に笑顔を見せる関大生チーム。(左から)園田七彩さん、陣内鈴夏さん、東中美穂さん=撮影・白井康平

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