関西大学が、来年のゴールデンウイーク10連休の一部を授業日にすることが分かった。4月27日(土)と5月6日(月=こどもの日振替休日)は通常の授業が行われる。
皇太子さまが新しい天皇に即位される2019年5月1日を、来年に限って祝日とする法律が国会で成立。祝日にはさまれた平日は国民の休日となる法の規定から、同年4月30日と5月2日がオセロ方式で休日に。来年は4月27日から5月6日まで10連休となるが、関大生にとっては実質8連休となる。
半期で15週を確保しなければならない大学の授業日数厳格化で、関大では2015年から祝日授業実施に踏み切った。大学関係者は「土曜日は最初から通常授業の予定。5月6日を授業日とするだけで済みそうです」と話し、春学期の授業開始日前倒しや夏休み期間の短縮は否定した。
一時期、関大では学生の負担軽減や教職員の休日確保のため、土曜日を完全休日とする「週休2日制」導入を検討。月~金に授業を集中させるコマ割りシミュレーションを行ったが、講師確保などがネックとなり不可能と判断された。土曜日に授業がない学部もあるが、関大生熱望の完全週休2日制は立ち消えとなった。
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