関西大学千里山キャンパス周辺の関大前通り一帯で10月22日から26日までの5日間、かんまえハロウィンと題したハロウィンイベントが行われる。
まちづくりを研究テーマにする社会学部与謝野有紀ゼミの学生が企画。関大前の多くのお店が協力している。かんまえハロウィン期間中は、関大生が来店時に仮装や合言葉を言うと割引や特典が受けられる。
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お店も飾り付けや店員のコスプレで、ハロウィンムードを演出。インスタグラムのストーリー機能を使って、人気メニューや各店舗のこだわりを発信する企画も準備中だ。
2016年8月の新通学路開通で、関大前通りを通る関大生が年々減少しているというデータもある。実行委員の藤田優さん（21＝社4）は「こんなお店があったんだ！という新しいお店と関大生の出会いがあるイベントにしたい」と、ややパワーダウン気味の学生街を見つめた。
約120店舗がひしめく関大前通り。まだ知られざるお店の魅力を伝えたい…と、実行委員の学生は口々に語る。橋本七海さん（22＝社4）は「店員さんともしゃべりやすくて店にも入りやすい。そんな店の雰囲気をSNSでアピールしたい」と意気込んだ。宮本菜緒さん（21＝社4）も「関大生にとって新しくいきつけのお店ができるきっかけになれば」と新たなマッチングの場をつくる。
街の〝名物企画〟として定着させる狙いもある。山田夏来さん（22＝社4）は「関大前の恒例行事にしたい。関大生のノリの良さを出せたら」と、かんまえハロウィンを成功させて後輩たちにバトンを渡すつもりだ。11月1日の統一学園祭開幕を目前に、そわそわする時季の関大前。関大生らしい手作りイベントが、祝祭ムードをさらに盛り上げる。
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