学生の個人情報が入ったUSBメモリーの紛失がまた起きた関西大学

関西大学で中国語を担当する非常勤の男性講師(53)が、学生555人分の個人情報が記録されたUSBメモリーを紛失していたことが10日までに分かった。

男性講師は5日、紛失に気づき、6日に大阪府警へ紛失届を出した。USBには、2014年から18年度に担当した中国語科目を履修した学生の氏名、学籍番号が記録。のべ189人分のテストの成績も保存されていた。

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2015年12月には、当時の関大生3万176人全員を含む約6万2千人分の個人情報が入ったUSBを職員が紛失。「関西大学個人情報保護規定」にもとづき、USBに学生の個人情報を保存することを禁止していた。

関西大学は9日、公式ウェブサイトなどを通じて「再びこうした事態が生じたことを深く反省しております。同様の事態が生じないよう、全学を挙げて再発防止に取り組んでまいります」などとおわびした。対象となった学生には、大学が事情説明と謝罪を行うという。

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