高槻キャンパス祭には大勢の学生が訪れた(撮影・白井康平)

関西大学の高槻キャンパス祭が27日、高槻市の同キャンパスで行われ、総合情報学部の学生や地域住民など約3000人が来場した。

2000年にスタートしたキャンパス祭は、今年で19回目。オープンキャンパスとして開かれていた時代を含めると、24回目の開催となる。この日の最高気温は27.5度まで上昇。2つのステージで行われた学生の熱演に、高槻キャンパスのボルテージもぐんぐん上がった。

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キャンパス祭の掉尾を飾るエンディングセレモニーには、学生と子ども約600人が参加。応援に駆けつけた各学部の祭典実行委員長も集結し、高槻市のマスコットキャラ・はにたんダンスを踊った。

総合情報学部祭典実行委員長の高谷佳那さん(20=総合情報3)は「実行委員がそれぞれの役割で本当に頑張ってくれた。千里山キャンパスでの統一学園祭よりも〝交流〟を意識して、子どもたちや地域のみなさんにいっぱい来てほしいと思っていた。来年は今年を、もっと超えてほしいと思います」と手応えを感じていた。

学生から〝ラピュタ〟と揶揄される山上の総合情報学部に、人を集めるのは容易ではない。いつもは広々と感じるキャンパスが、この日だけは狭く感じた。【小野桃子】

総合情報学部祭典実行委員長の高谷佳那さん

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