4月28日の放送では「折り紙だるまプロジェクト」が紹介される。左はたつをさん(関西大学広報課提供)

関西大学社会安全学部の学生が、4月からゼミ単位でラジオ大阪の番組「たつをの1dayグッデイ」(毎週土曜午前10時〜10時30分)に出演。安全で安心な暮らしを送るためのアイデアやヒントを、ラジオを通じて発信している。

タレントのたつをさん(41)がパーソナリティを務める同番組内のコーナー「あんぜん・あんしん・アンサンブル」を、社会安全学部が企画。28のゼミが培った研究成果を、ゼミ生がプレゼンターとして紹介する企画だ。

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元NHKディレクターで同学部の近藤誠司准教授(46)が、ゼミ生とともに3年前からラジオ大阪で毎月一回放送の「ちょこっと防災」というコーナーを企画・出演してきた。「あんぜん・あんしん・アンサンブル」は、来年3月までの52回を予定。4月21日の放送では、災害時に手助けが必要な人の支援がテーマ。近藤ゼミの女子学生2人が、尼崎市や高槻市で取り組んでいることについて話した。

どうしても肩苦しくなりそうなテーマだが、ABCテレビ「おはよう朝日です」やABCラジオ「Cheers!」でも活躍するたつをさんが〝今ハマっていること〟などを織り交ぜながら学生と軽妙なトークを展開していた。

災害時に強いラジオは、震災発生時などでパワーを発揮する。近藤准教授は「ラジオは古くて新しい可能性に満ちたメディア。最近ではスマホアプリでラジオを聴く若者が増え、再び注目されている。災害時に頼るのではなくて平素から身近で馴染めるメディアになるように、学生と知恵をしぼりたい」と話している。

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近藤誠司准教授(左手前)、たつをさん(左奥)と近藤ゼミの学生2人(右)=関西大学広報課提供

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