3月20日に千里山キャンパスで行われた関西大学の卒業式で、カップル・家族写真撮影サービス「Lovegraph」を運営するラブグラフのカメラマンが撮影会を開催。卒業生6356人の約1割にあたる680人が記念写真に収まった。
卒業式はあいにくの雨だった。総合図書館前に置かれる予定だったフォトスポットが、凜風館下に変更。阪急千里線の不通で午後の部開始が15分遅れるなどのアクシデントに見舞われたが、ラブグラフの学生カメラマン5人がキャンパス内を巡回し、卒業生たちの〝エモい1枚〟を狙い続けた。
同社は2014年、当時社会学部2回生だった駒下純兵さん(こました・じゅんぺい、24=16年社卒)が起業。デートなどにカメラマンが同行するカップル専門のフォトサービスとして話題を呼び、のちに株式会社化した。
大手企業やアーティストとも手を組むラブグラフが、初の大学とのコラボに母校を選んだ。ベンチャー支援などを行う関西大学イノベーション創生センターの協力で、粋な〝記念写真プレゼント〟が実現。データはラブグラフの特設サイトからダウンロードできる仕組みだ。
撮影を担当した岡田拓也さん(23=社5)は「ラブグラフのことを知ってくれてる人が以前よりぐっと多くなっているのを感じた。本当にキラキラした笑顔をカメラに向けてくださって、カメラマン一同本当に幸せです」と手応えを感じていた。
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