芝井敬司学長(左)と話す宮原知子さん

-五輪から日本に帰って来てからは?

「家族で“お疲れ様”でごはんを食べに行ったりとか、少しはゆっくりできた。お肉を食べました。うーん…がっつり食べたのは久々です。次、また頑張ろうという気持ちになりました。(日本選手団の)解団式の後はJISS(国立スポーツ科学センター)に行って、休養のついでにトレーニングをして、氷の練習をしないで5日間を過ごしました」

-報告会ではサプライズもあった

「まさかいただけるとは全く思ってなかったので…本当に嬉しいのと、もっともっとやらないといけないことがあるので、金メダルにふさわしい選手になれるように頑張っていきたい」

-改めて五輪の印象は

「選手村で宿泊したり集団生活したりとか、他の試合と細かいところまで違った。すべてが新鮮で、すべてが楽しかったのが印象に残っている」

-自己ベストが出せた

「もっともっと自信をもってしっかりやれば、今回のようにできるという手応えをつかむことができたので、オリンピックでの気持ちを思い出して楽しく滑ることを大事にしたい」

-小平選手との交流はあったか

「試合の時は“頑張ってください”とか声をかけられたり、こちらから声をかけたりして。しっかり話せたのは閉会式だけなんですけど、小平選手からは“試合楽しかった?”とか、閉会式の壮大な雰囲気とかすごさについて話しました」

-高木菜那選手とは?

「金メダルをかけさせていただいて、2人で一緒に写真を撮らせていただいた。すごく重みがあって、やっぱりメダルを獲らないといけないなと肌で感じた。いちばんいい色を自分がかけることができるまで、しっかりまだまだやることがある。(北京五輪は)4年後なので自分がどうなるか全くわからないですけど、1試合1試合大切にして今まで以上に頑張っていきたい」

【写真】オリンピックで魅せた!宮原さん会心のガッツポーズ

-世界選手権に向けては

「オリンピックで経験したことを生かして、世界選手権は世界選手権の雰囲気があると思うので、自分の気持ちを伝えられるような演技をできるように頑張りたい。結果よりも自分のできることをしっかりやるということに意識して心がけたい」

-五輪の経験を生かしてどんな選手になりたい?

「技術、表現ともに、しっかりと評価されるような選手になりたいというのは今までと変わらないですけど、それ以上に感動を伝えられるような、人の心に響くような演技ができる選手になりたいです」

-地元・京都の人も応援してくれた

「小中学生の生徒さんが、日本の旗にコメントいただいたり、作ってくれたバナーを家族が振ってくれたんですけど、みなさんの応援がパワーになったので、演技に気持ちを入れて滑ることができて感謝しています。今後とも応援よろしくお願いします」

-オリンピックに魔物はいた?

「魔物という言葉はまったく頭をかすめることなく、感じることなく本当に心から楽しんで演技ができたので、いつの間にか食べちゃったのかと思います」

-濱田コーチとはどんな話をした?

「先生は世界ジュニアに行かれたので、ゆっくり話す機会がなかったんですけど。オリンピックをしっかり楽しんで、いい経験ができたので、それをしっかり次につなげるようもっともっと頑張らないといけないよと言われました」

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