関西大学社会学部の学生による実習作品を発表・展示するメディアエキスポ2018@media_expo_KUが31日、関西大学梅田キャンパスで行われる。【写真・メディアエキスポをPRする國貞朋花さん(左)と今川俊さん】

同学部メディア専攻の12実習13クラスが制作した映像や広告、音楽、ジャーナリズムなどの作品を一堂に集めた。午後0時30分からの第1部では、実習の成果をプレゼンテーションで発表。午後3時50分からの第2部では映像の上映や、作品を実際に手にとれる展示会が行われる。

社会学部実習作品発表会が昨年、メディアエキスポに名を変えて内容を一新。2回目の今年は、千里山キャンパスを飛び出した。広報の國貞朋花さん(21=社3)は「当日、梅田キャンパスのスタバやTSUTAYAにいるお客さんを呼び込めたら。大学生がこんなすごいことをしている、がんばっていることを知ってほしい…もちろん、厳しい意見もいただけたら」と、関大生だけでなく一般の参加も呼びかけた。

YouTubeで音楽映像制作実習の学生4チームによるMVhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLYhzxXFKknrXzZDyy5uBzhUE7Z-e1f3J4が公開されているが、大学生でここまで作れるの!?と驚くクオリティ。NHKや日本民間放送連盟などが主催する映像作品コンクール「地方の時代 映像祭」では、関大生が実習で制作した作品がたびたび受賞。広告などでも高い評価を受けているものの、関大生にはあまり知られていない現状がある。

凄腕学生がそろう“社メディ”の実力を、関大生だけでなく広く知らしめる。副委員長の今川俊さん(21=社3)は、自身の秋学期試験と就活を犠牲にしてメディアエキスポの準備を進める。「メディア専攻を知らない学生でも、こういうことをやっているんだということがわかる。映像だけではなく、広告や記事などを手にとって見ていただけるので、楽しんでいただけると思う」と強調する。

第2部は4階の上映室で映像作品上映、8階で展示…と、ビル型の梅田キャンパスを存分に使ったイベントとなる。國貞さんは「関大のメディア専攻は実習に力を入れている。作品を一堂に見られるので、刺激を得てくれたらうれしい」。メディアエキスポが、関大生の創作意欲をさらに高める。

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