関大ダンスNo.1決定戦・Kandai Dance Festival(KDF)が5日、関西大学統一学園祭最終日の中央ステージで行われ、女子4人組・Dippy(ディッピー)が優勝した。【写真・KDFを制した夏山玲菜さん、高橋愛実さん、審査員を務めた萩尾美聖さん、田尻萌華さん、神田円蘭乃さん(撮影・山本朝子)】

関大生メンバーの高橋愛実さん(たかはし・あみ、商1=19)と神田円蘭乃さん(かんだ・つぶらの、19)、田尻萌華さん(たじり・もえな、18)、夏山玲菜さん(なつやま・れいな、18)は帝塚山大、関学大、近大に通う大学1回生。9回目のKDFで史上最年少制覇で、女性単独のチームとしては初の快挙となった。

フリースタイルの華麗なダンスで、KDFと後夜祭の優勝者ステージに集まった計3000人を魅了した。自分たちのダンスで観客を魅了したい。Dippyというチーム名に込めた思いを、統一学園祭で体現した。関大ではダンスサークルに入っていない高橋さんだが「大学で踊るのは新鮮だった。友達からいつもと違う自分を見てもらって、反響をもらえてうれしい」とカクテルライトを浴びた。

4人は小学生時代に、大阪市内のダンススタジオで知り合った。4年前にDippyを結成。コンテストでの優勝経験もある。「とにかく楽しもうとダンスに集中した」。ステージに登る前には、お互いに気をつけることを言い合う。独特のかけ声で勢いをつけ、出場9組のハイレベルな激戦を制した。

審査員を務めた元E-girlsの萩尾美聖さん(19)は「私もDippyに投票した。ダンスを踊る前のオーラが違った。ダンスが好きっていうのが伝わってきた。これからもっともっと大会とか出て、賞とかを獲るんだと思う」とエールを送った。

KDF出場を目標にしてきた高橋さんは「きょうまでこれだけに集中してきた。これからのことは、また相談していきたいと思います」と、4人で結果が出せたことに喜びをかみしめる。萩尾さんと多くの関大生の支持を得たDippyが、新たなステージへ躍動する。

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