関西大学統一学園祭3日目の4日、あすかの庭ステージで「関大アニソンDJ祭〜ピピッー!オタク集合」が行われ、関大生400人が集結。社会学部生・ジャスさん(22)のDJによるアニソン40曲が、千里山キャンパスに爆音で流れた。【写真・あすかの庭で行われた関大アニソンDJ祭。ハム太郎の主題歌で関大生がぐるぐる回る】

あすかの庭がアニソンの聖地になった。「ハム太郎とっとこうた」が流れると、観客がただひたすらに、ぐるぐる回り始めた。サイリウムが振られ、思い思いのTシャツを着た学生たちが上下が揺れる。あまりの異常熱気に子供連れの親は引き気味だったが、一般学生を巻き込んだ円の中心は激アツだった。

「ようこそジャパリパークへ」に乗せ、昨年の2倍を超えるフレンズたちが集結した。学園祭実行委員だったジャスさんは「関大の学祭はウェイやパリピばかりで肩身が狭かった」と、前例がなかった企画を実現させた。2度目のアニソンDJ祭のために留年。「大経大で声優の内田真礼(まあや)さんのトークショーがあるのでお客さんが集まるか心配だったけど、たくさんの人が集まってくれた。このためだけに留年した。アニソンDJは前例のない新しいチャレンジだった。誇りだと思う」と、同志たちと熱狂を呼んだ。

50分のステージで完全燃焼したジャスさんは「関大は今オラオラの人たちが力を持っていて、オタクは肩身が狭いけど、勇気を持って立ち上がって、新しいチャレンジをしてみてください。アニメ好きのフレンズのみなさん、オタクのみなさん、期待しています」とラストメッセージ。オタクでも楽しめる学園祭をーー。2度のアニソンDJ祭は、統一学園祭の歴史に確かな足跡を残した。

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