関西大学の第40回統一学園祭が2日、4日間の日程で開幕した。千里山キャンパスの中央ステージで午前10時から行われたオープニングセレモニーでは、関大生ら約500人が参加。快晴の青空に向けて、無数のジェット風船を放った。【写真上・統一学園祭のオープニングセレモニーでキーボードを弾く高増明副学長 写真下・無数のジェット風船が秋空に=11月2日、千里山キャンパス(撮影・白井康平)】

統一学園祭実行委員会・常任委員会委員長の三堀峻平さん(21=経済3)は「学園祭は笑顔が咲く場所だと思っている。周りの人が咲かす笑顔にも注目してほしい。学園祭に来てもらったと思ってもらえるように頑張ります」と開会宣言。今年は昨年より2万人多い10万人の来場者数を目標にしている。

大学代表であいさつした副学長の高増明社会学部教授(たかます・あきら、63)は、小室哲哉ばりのショルダー式キーボードを弾いて学生を驚かせた。昨年、ギターを持って登場した高増副学長は「昨年、62歳副学長ロックな開会宣言と書かれたので、今年はパワーアップして小室哲哉のキーボードでします」と長髪をなびかせた。

高増副学長は「学園祭を3日間にする大学が多い中、4日間の学園祭はアピールポイントになる。千里山キャンパスで楽しく勉強しているというのを示すいい機会。学園祭精いっぱい楽しんでほしい。ルールはしっかり守ってください」と関大生に言葉を投げかけ、4日間の祭典がスタートした。

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