リクルート進学総研が来年3月卒業予定の高校3年生7万4000人を対象に調査した「進学ブランド力調査2017」が、13日までにまとまった。関西エリアの「志願したい大学」で、関西大学が2008年の調査開始以来10年連続1位になったが、昨年まで2位だった近畿大学が同率1位に並んだ。

2008年の「志願したい大学」調査で5.4ポイントあった関大と近大の差が、10年間でついに同率に並んだ。男女別の男子では2位となり、近大に1位の座を明け渡した。女子と文系ではトップ。理系では5位(1位は大阪大)で、知名度は88.8%で2位(1位は近大)だった。【写真・オープンキャンパスで行われた芝井学長とのチェキ撮影会では、受験生が長い列をつくった。来年受けてくれるかな?】

オープンキャンパスなどで学内の雰囲気を、敏感に感じ取る受験生。大学へのイメージ項目別では、気になる数字が並んだ。2年前、関西エリアで1位だった「校風や雰囲気がよい」が9位に。「クラブ・サークル活動が盛んである」が2位から6位へ順位を下げた。近大がダントツの1位の「学校が発展していく可能性がある」はランク外。逆に「教育方針・カリキュラムが魅力的である」「就職に有利である」は順位を上げている。

【関連記事】関西大学が志願したい大学1位も…-2016年7月16日

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