ーけが後初めてのアイスショー
「思っている以上に足が震えていたし。ジャンプは練習通りといえば練習通りなんですけど。もっといい演技が見せられたらよかった、と思ったりして、すごく楽しんで滑りました」

ーいまの練習の状況は
「トリプルトーループの練習は数を限定している。ジャンプに関してはシーズン中の時ほどたくさんはしていないんですけど、全種類トリプルの練習をしていて、先週くらいからやっと感覚が戻ってきたかな、という感じです」

ー人前で滑ってみて
「なんか緊張とかしっかり滑らないと…という気持ちよりも、今までで一番楽しいという気持ちが強かった」【写真・左股関節の疲労骨折公表後、初めて公の場で演技を見せた宮原知子さん=撮影・行友重治】

ーリハビリの期間を思い出したりした?
「うーん…演技中は演技に集中していたんですけど、きょうやっと楽しく、足のことを何も考えずに本気で滑ることができたなあと。すごく頑張ってリハビリをしてきて、ここまで来れたんだなあ…という気持ちと、助けてくださった先生たちとか家族のみんなに感謝したいな、とか。いろんな気持ちで滑った感じです」

ーみんなに声をかけられた?
「終わった後はみんなにお疲れと言われて、フィナーレやオープニングではみんなで楽しく滑りました」

ー今季は勝負のシーズンになる
「今はショートプログラムはできてなくて、フリーしか練習してないんですけど、徐々に戻ってきつつあるので。まだまだなんですけど、無理をせずそれでもしっかり練習できるようにトレーニングとか頑張っていきたいと思ってて。今シーズンオリンピック行きたいなと思っているので、全日本(選手権)までにしっかり調整できたらいい」

ーSPとフリーを教えてください
「ショートプログラムはまだで、フリーは蝶々夫人です」

ーそれを選んだ経緯を教えてください
「フリーの振付はトム・ディクソン先生なんですけど、もうずっと蝶々夫人を編集して考えてくださっていて、すぐに連絡が来て、最初から蝶々夫人に決まっていました」

ーどんなイメージですか
「すごく有名な曲で、全員が物語を知っていて、たくさんの選手が練習をしている。有名なプログラムというか曲なので、自分らしい、宮原知子の蝶々夫人っていわれるような演技ができたらと思っています」

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