JR東京駅そばにある関西大学東京センター内の仮眠スペースが、24日に改装されることが18日までに分かった。家具小売大手ニトリ(本社・札幌市)の人事担当者が「関大生の皆さんのために」とリニューアルを提案し、寝具やインテリアまですべて無償で提供。上京した関大生の貴重な仮眠スペースが、さらに寝やすくなる。

東京センターでは、2016年から会議室を就活生専用の部屋に転用。なかでも仮眠室スペースは、深夜バスで疲れた関大生が快適に過ごせる場所として好評だ。午前8時の開館時から利用者で埋まる現在の仮眠スペースは、ニトリの3つ折マットレスが床に敷いてあるだけの状態。ちょうど同センターを訪れていたニトリの担当者が「なんとかしましょう」と、質素すぎる部屋全体の模様替えを申し出た。

関西大学東京センターの小林亮介さん(33)は「男子、女子の部屋ともかなりオシャレに生まれ変わります」と、劇的なビフォーアフターを予告する。就職活動の面接解禁日となる6月1日を前に、より過ごしやすくなる関大生の拠点。ニトリがお値段以上の心意気を見せた。【写真・関西大学東京センター仮眠スペース。現在は質素すぎるものですが…】

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