関西大学千里山キャンパスのソシオAV大ホールで19日午後3時から、社会学部の実習作品発表会・メディアエキスポ2016が開催される。

マスコミ制作、映像、ジャーナリズム、広告、音楽など、同学部のメディア専攻を中心とした14の実習が、1年間の成果を7分間でプレゼン。学生審査員による投票でNo.1実習を決めるイベントだ。

昨年度までは実習作品発表会として行われ、各実習の作品が会場で紹介されていた。今年は社学生ら20人による実行委員会が立ち上がり、メディアエキスポと銘打って内容を一新。最優秀賞のトロフィーをかけ“どの実習の作品が面白いか”を競うガチンコバトル形式の発表会となる。

NHKや日本民間放送連盟などが主催する映像作品コンクール「地方の時代 映像祭」では、関大生が実習の授業で制作した作品がたびたび受賞。広告や音楽の分野でも高い評価を受けているが、肝心の関大生に広く伝わっていないのが現状だ。

代表の鵜川慎也さん(21=社3)は「みんなが憧れる舞台を作りたいし、社会学部の学生はこんなことやっているんやでということを発信したい。他の関大生の刺激になれば」と、メディアエキスポをきっかけにした学内の新たなイベントの誕生に期待する。

到達度テスト真っ只中で、秋学期試験を目前にした約3時間のイベント。「テスト前の貴重な3時間が有意義に潰れます」とのポスターとキャッチコピーも、広告プログラムを受講している学生のアイデアによるものだ。【写真・会場となるソシオAV大ホールでメディアエキスポをPRする五百藏茉奈さん(左)と鵜川慎也さん】

広報の五百藏茉奈さん(いおろい・まりな、20=社2)は「第1回ですが、学生が主体になってずっとイベントが続く形をつくっていきたい。社学以外の関大生に見に来て欲しい」と呼びかけた。

イベント当日に、学生のプレゼンを審査する審査員を募集中。お問い合わせはメディアエキスポの公式ツイッター@media_expo_KUもしくはsyoasis481204@gmail.com まで。入場自由。凄腕学生がそろうメディア専攻の実力をあなたの目で!

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