グランプリが決まった瞬間、大粒の涙を流した。頭上のティアラが、キラキラと輝く。「半年間の頑張りを認めてくれてうれしい」。ヒロインは会場を埋めた700人の観客へ、情感を込めて訴えた。

高槻キャンパスから、唯一の候補者となった。約2万5千人が通う千里山キャンパスと比べ、2200人あまりの総合情報学部。どうしてもハンディがあった。「環境に負けないでおこうと思ったけど、めっちゃ気になった」と振り返る。

総合情報学部のことを、関大生に知って欲しい。「スクールバスを出して欲しいというのが総情生の願い。もっともっと知って欲しいです」と、愛するキャンパスに目を配る。【写真・ミス関大に選ばれた鹿田雪子さん(右から3番目)、準グランプリの小川笑さん(左から3番目)】

将来は、広報の仕事に就きたいという。「関大のミスキャンと総情が全国に広まるように活動していきたい。自分が広告塔になれれば」。鹿田さんが総合情報学部初のミスとして、その名を轟かせる。

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