関西大学生協が毎年12月に千里山キャンパスで行っていた恒例の餅つきと試食会が、中止になったことが2日、分かった。【写真・昨年の餅つき大会の様子=2015年12月10日】

餅つきに毎年協力している滋賀県内のJA(農協)が先月、同県彦根市で開いたおにぎりの早食い競争で、28歳の男性がおにぎりをのどにつまらせ3日後に死亡。関大生協が同JA協力によるイベント開催の自粛を決めた。

同生協は、餅つきを8日に行うことをすでに告知していた。公式サイトで「事故を重く受け止め、当生協での同JA協力による餅つきのイベントを自粛する事と致しました」などと説明している。

餅つきは80年代から30年近く恒例行事で、生協食堂で使われる近江米の生産者と関大生の交流を目的にしたイベント。昨年はつきたての餅50キロ約700食分が無料配布され、関大生が長い行列を作った。

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