関西大学が大阪市北区鶴野町に建設していた梅田キャンパス・KANDAI Me RISE(かんだいみらいず)が28日、完成した。竣工式では楠見晴重学長(63)、池内啓三理事長(73)らがテープカットを行い、新学舎の船出を祝った。
梅田キャンパスは茶屋町にほど近い、新御堂筋沿いの8階建ビル。特定の学部や大学院を置かず、1、2階には関西大学とレンタル大手のTSUTAYAと共同でオープンするスターバックスコーヒーとTSUTAYA BOOK STOREが入る。起業支援や異業種交流サロン、社会人向けの講座などが中心となるが、5階にはキャリアセンター梅田オフィスが移転し、関大生の就職活動をサポートする。
スタバと書店は、学生・大学関係者だけでなく、誰でも利用できる。同キャンパスは10月1日にオープンし、キャリアセンターは11日に開設予定だ。
吉原健二梅田事務局長(60=79年社卒)は「梅田キャンパスはすべての学生にオープン。OB、OGや社会人、企業の方との様々な交流が生み出される。意見や情報交換をすることで、自身の未来に向けた設計をしてほしい。学生や文化会学生のパフォーマンスの場としても提供したい」と、関大生の利用を呼びかけた。【写真・関大じゃないみたい…28日に公開された関西大学梅田キャンパス】
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