関西大学千里山キャンパスに野球専用グラウンド・KAISERS BASEBALL FIELD(カイザーズベースボールフィールド)が完成。8月25日に竣工式が行われ、硬式野球部員が同日から練習を開始した。【写真・関西大学千里山キャンパスに完成したKAISERS BASEBALL FIELD】

人工芝と内野の黒土が、夏空にまぶしく映えた。両翼95メートル、中堅118メートルは甲子園球場と同じ。外野には大学野球の聖地・神宮球場で使用実績のある人工芝が敷かれた。ブルペンは雨天でも可能に。総工費5億円をかけ、大学トップクラスの球場が誕生した。

体育の授業や、他の部と共用して使われてきた千里山北グラウンドを、創立130周年を機に改修した。楠見晴重学長(63)は始球式でマウンドに立ち「硬式野球部が、しっかり野球に取り組むことができる素晴らしいグラウンド」と周りを見渡した。

外野が人工芝になり、グラウンド整備に費やす時間が極端に減る。関西学生野球の秋季リーグ戦開幕を前に、早瀬万豊監督(はやせ・かずとよ、58=82年経済卒)は「今までよりも練習の時間や量の確保がしやすくなる。これだけのグラウンドを造ってもらったからには、成果が問われる。優勝しかない」と、新球場効果に期待した。
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